画像安定装置【3DWPro】

ノイズリダクションが最強！

DVDやVHSなどでダビング出来ないイヤな信号が綺麗に無くなるというのは、

この手の製品ではもう当たり前ですが、本来の目的である劣化ノイズやブレを補正し、

出来るだけ綺麗に残す機能、

要するに、痛んでしまった映像を復元する機能が強化された新機種が出てきています。

一時的に内蔵メモリに映像を保管し、ブレやノイズが出ると、記憶している正常な映像で埋めて、

目ざわりなコマを飛ばしてしまうような感じ？と言えば解りやすいでしょうか？

中でもこの"3DWPro"は16Mの大きなメモリを搭載しており、Panasonic製チップで処理しています。

各社機器との相性不具合なども、今の所メーカー及びユーザーからも聞いていません。

当初のロットでは、入力側の映像信号が無くなると、設定がリセットされる作りでしたが、

予約録画時に不便との事で、現行製品ではその点も改良されています。(もちろんお届けするのは最新版です)

お客様からの質問で、映像を一時記憶するので、ダビングした際に音声とずれてしまうのではないか？

というような質問を受けることがありますが、古い方の映像を常時出力している訳では無いので、

その心配は無いです。

また、ノイズが補正された場合に、一瞬映像が止まってしまうのか？との質問もありますが、

フレーム単位での細かい処理の為、見た目には普通に動いて見えます。

ただし、補正量を極端に大きくしずぎると、残像のようなモノが見え始めるので、

かけ過ぎには注意が必要です。

当方の実験結果では、ひどいブレで上下に激しく揺れている映像を3DWProに通したら、

きっちり固定されているように見えました。

また、5〜6本ノイズが走ったひどいシーンも3DWProで消去出来たり、あるいは1〜2本以下に減少され、

細くて目立たないノイズに変化しました。その効果はとてもわかりやすく効いている印象です。

但し、極端に磁気が低下したビデオテープなど、劣化の程度により補正しきれないモノもあり得ます。

劣化に関しては何でもかんでも元通りとはいかないハズなので、ある程度は踏まえておきましょう。

その他コントラストの調整が良く効き、機器の特性で赤みが強くダビングされたり、

全体的に暗くダビングされてしまう場合なども、自然な感じで好みに調整が可能。

肝心な裏技機能に関しては、もちろんDVDレコーダー等でも問題なく使えます。

また、当然ですが、すでにイヤな信号の影響で歪んだまま録画されてしまった映像の復元は、

この製品のノイズリダクション 機能でも無理なので、そうなる前にダビング時に"3DWPro"を活用しよう！